心筋梗塞とは
心筋梗塞とは、「冠動脈が詰まり、冠動脈が酸素や栄養を送っている部分の心筋が壊死している状態」のことをいいます。
冠動脈が閉塞している時間が長ければ長いほど、壊死する心筋の量は増えますし、閉塞している部分を開き、再び血液が流れるようにするのが早ければ早いほど、壊死する心筋の量は少なくてすみます。
心筋梗塞には、非貫壁性(心内膜下梗塞)と貫壁性の2種類があります。
心筋の一番内側を心内膜下といい、ここには動脈の細い枝しか通っていません。
心筋梗塞を起こすと、この心内膜下から酸素不足になっていきます。
一度詰まったけど早めに血液が流れるようになった心臓の筋肉を、非貫壁性といい、この場合、心内膜下の部分しか壊死を起こしていません。
これを非貫壁性心筋梗塞といいます。
この場合は、心筋へのダメージが少なくてすみます。
一方、心筋の一番外側を心外膜というのですが、この部分の血管まで詰まってしまうと、心内膜下から心外膜までにある血管の血流が途絶えてしまい、心筋の壁全体が壊死を起こしてしまいます。
これを貫壁性心筋梗塞といいます。