攣縮とは
血管の攣縮とは、血管が痙攣して収縮することです。
攣縮によって、冠動脈が収縮して内腔が狭くなったり、完全に閉じることがあります。
攣縮の原因としては、自律神経のアンバランスが考えられています。
血管の攣縮は、特に明け方に起こりやすいといわれています。
明け方には、自律神経の交感神経と副交感神経が交代する(交感神経が副交感神経より優位になる)のですが、この時に自律神経のバランスがくずれると考えられているからです。
また、特に血管が攣縮しやすいのは、疲れているとき、お酒を飲みすぎたとき、タバコを吸いすぎたとき、などです。
疲労・深酒・喫煙は、狭心症・心筋梗塞の人にとっては大敵ですので、十分気をつけるようにしてください。
そのほか、血管が攣縮を起こす特殊な原因として、血液中のカリウムが減少する低カリウム血症などがあります。
低カリウム血症は、下痢、嘔吐、利尿剤の服用などが原因で起こることがあります。
また、βブロッカーという薬の服用、甲状腺機能亢進症でも、血管の攣縮が起こりやすくなるといわれています。